Q and A

Q、セイヨウオオマルハナバチは日本では特定外来生物何時規制されてましたか?

A、平成18年9月1日より、セイヨウオオマルハナバチは特定外来生物として規制されています。
アメリカやカナダでは、輸入禁止になっています。


Q、セイヨウオオマルハナバチがなぜ規制の必要なのですか?

A、セイヨウマルハナバチは、野外に逸出して繁殖を行い、在来種との競合と圧迫、北海道に分布するオオマルハナバチとの間で遺伝子汚染を引き起こす、寄生ダニの持ち込み、盗密による植物の種子繁殖阻害をはじめとした生態系被害を危惧する。このまま放置すれば拡大しつつある被害を助長することはあきらかである。野外での目撃例も多い。農業利用の経済的側面を考慮し、使用は継続するとしても規制・対策は必要である。

北海道大学で行われた実験では、セイヨウマルハナバチのハウス内での送粉率は、在来7種中5種に劣ったという。これより、在来マルハナバチばかりでなく在来植物にも悪影響がある懸念があり、特定外来生物に指定されるべき。

セイヨウマルハナバチは、使用後の蜂を放してしまう農家があるが、埼玉県にて、付近に本種を使用している農家が近年はいないのにもかかわらず発見された。トラマルハナバチとコマルハナバチの2種が最も影響を受けると思われる。

農業利用の経済的側面を考慮し、日本在来種マルハナバチが必要である。

危機感の低い農家の間に法律についての普及をしたい。生産者団体の多くは、指定予告さえあれば、即時にネット展張を生産者団体全員に強制することが可能という見解なので、逸脱防止を一定期間内に確実に実施するためには、指定予告に類したものが必要。

トマト農家の経営に、セイヨウオオマルハナバチは欠かすことが出来ないので規制しないでほしい。
(日本在来種マルハナバチを世界に先駆けて増産養育が可能になりました。)

特定外来生物として禁止すべきである。営巣場所と花資源をめぐる在来マルハナバチ類との競合、在来マルハナバチ類に受粉を依存していた植物の種子の繁殖阻害、在来マルハナバチ類との交雑・繁殖攪乱が危惧される。

Q、日本在来種クロマルハナバチ規制は?
A、日本在来種クロマルハナバチには外来生物法は適用されませんが、生態影響の回避と授粉効率の向上のためにもネットを張って飼養しましょう。また、クロマルはセイヨウとは特性が異なります。特性の違いをよく理解して上手に利用しましょう。 (愛知県農業総合試験場より)


Q、ネット展張は必要ですか?
A、セイヨウは狭いハウス空間に適応しやすいのに対し、日本在来種クロマルハナバチは適応しにくい傾向があります。そのため、天窓など開口部からの逃亡が激しく、ネットの展張が必要です。ネットが無い場合は、1週間たってもハウス内のトマトのバイトマーク率は上昇せず、着果率は向上しません。ネットを張をお薦めいたします。 (愛知県農業総合試験場より)

Q、日本在来種クロマルハナバチ規制は?
A、日本在来種クロマルハナバチには外来生物法は適用されませんが、生態影響の回避と授粉効率の向上のためにもネットを張って飼養しましょう。また、日本在来種クロマルハナバチはセイヨウとは特性が異なります。特性の違いをよく理解して上手に利用しましょう。 (愛知県農業総合試験場より)

Q、日本在来種クロマルハナバチの定着させるにはどうすればよいですか?
A、UV(紫外線)カット率の高いフィルムを展張している現地ハウスでは、「今までセイヨウを使っていた時は問題がなかったのに、日本在来種クロマルハナバチに変えたら飛びが悪い」、「巣箱の中にハチがいなくなった」、「寿命が短い」などのトラブルが相次ぎました。これは、UVカットフィルムの影響をセイヨウより日本在来種クロマルハナバチの方が強く受けるためと思われます。
その対策としては、1.UV透過率の高いフィルムに替える。2.天窓を開放して使う、もしくは天窓を開放する時期だけ使う。3.天窓や谷換気部をUV透過率の高いフィルムに替えるなどが考えられます。

日本在来種クロマルハナバチは巣内のハチがすぐいなくなるなどのトラブルをよく耳にします。巣箱内のハチが減るのは1日目に集中しています。1日目だけで100匹ものハチが減ることがあります。初めて使用する時は、必ず晴れた日の日中に巣箱の出入り口を開けてください。UVカットフィルムの場合は、さらに天窓を全開にしてから巣箱の出入り口を開けてください。
初めて巣から出た働き蜂は紫外線を利用して巣の場所を覚えて飛んで行きます。早朝や天気が悪い日、UVカットフィルム下など紫外線量が少ない状況では巣の場所を覚えることができず、巣に帰って来られません。 (愛知県農業総合試験場より)

 
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